「僕だけを見てくれる君が好きだよ」


そう、僕だけを見てくれる君が好き。
だから、僕の傍から離れていく体は要らない。

良く斬れる刃物を手に入れたんだ。
それを教えると「よかったですね」って言葉が返ってきた。
僕はにっこり笑ってそれを振り上げる。
そしたら、一瞬驚いたけど、ハヤトも笑ってくれた。

『あぁ、コレで、貴方の物になれますね』

―――――うん。そうだね。

ざっくり刃物を食い込ませて勢い良く首を落す。

地面にゴトリと落ちた首は、さっきと同じで笑ってる。
綺麗な顔で、笑ってる。


浮気ばかりしていたハヤト。
それでも、僕はキミが好き。


これで、ずっと、僕のものだね。

今日の為に買って置いた綺麗な金色の台に首を載せる。

「僕だけを見てくれる君が好きだよ。」

うっとりしながら呟いて、もう冷たくなった彼に触れる。



可笑しいな。
こんな筈じゃなかった。


もっと、僕は幸せになれるはずだったのに。

ねぇ、ハヤト………



気ガ狂イソウダヨ……





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Web拍手だったハヤカジ
突然なんだかボールペンで一発描きをし始めて
できた物にお話をつけてみた…
偶にはカジカも狂うらしい
良く見てください。ハヤト、笑ってますのv(ニコッ

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